右片麻痺のmoorです。
病気前、音声起こしという仕事を家業としていました。
しかし、片手しか動かなくなって、タイピングもゆっくりだし、よく間違うし、もうできないだろうと諦めて、廃業届けを出して主人の扶養家族にしてもらい、店じまいするつもりでした。
しかし、急がないからと声をかけてくださる方がいて、やってみたら何とかできたので、少しずつですが仕事をお請けさせていただいてます。
復帰するときに、今まで使っていたソフトの設定や、やり方を忘れていて難儀したこともあり、私なりのやり方を、記録しておこうと思います。
タイピングの代わりに音声入力のソフトを使用してリスピークする
もらった音声をヘッドホンで聞きながら自分で復唱して、それを音声入力する方法です。滑舌が悪いと聞き取ってくれないし、耳で音声を聞きながら、それを復唱するのは、かなりコツがいりますが、慣れれば片手打ちよりは早いし楽です。
ただ、音声入力するソフトをなかなか見つけられずにいました。
文字起こしの仕事は守秘義務が厳しいものが多く、できれば自分のパソコン内で完了できるものが良いです。
しかし、Windows用ソフトとして
株式会社アドバンス・メディアから「AmiVoice SP2」
株式会社ジャストシステムから「ドラゴンスピーチ」
が買取ソフトとしてありましたが、今は両方ともサポートが終了して、販売していません。
(「AmiVoice SP2」は持っていて、今のところ動きますが、いつ動かなくなるかわからない)
今はクラウドサービスを使わないで音声入力をするのは、不可能と思われます。
ということで、どうせ使わないと駄目なら、今やGoogleなしでは何もできないし、Google音声入力を使うことにしました。
※守秘義務が厳しいものに関しては、よほど納期に余裕をいただけない限り、もう受注をあきらめました。
ただ、そのままだと「Googleドキュメント」でしか使用できないのが不便という悩みがありました。
そんなとき「WindowsでGoogle音声入力なら「Sokki Voice」がハンパない」というブログを見つけました。
Sokki Voice(話してパソコン入力 via the Web)
Google音声入力が任意のソフト上で直接動くということで、それだけでも私にとっては魅力的なのに、30日試用でき、その後、買うのも2.500円とお安い!
すぐ使えるので取りあえず試用してみて、いろいろ試してみると。
よく使う言葉は自分なりの補正登録ができるし、あとで変換のし直しもできます。自分なりの使い方を育てられるなと思いました。
敢えて欠点をいうなら、Chrome経由なので、ネットワークに繋がっていないと使用できないです。
ダウンロード先
Vectorにてダウンロードできます。
こんなふうなインターフェースです。
※会社員をしながら、ソフトを開発されている方のソフトです。
私の場合、仕事では、すべてを音声入力するというのではなくて、text(秀丸)で入力し、よく出てくるフレーズや、話者の特定などは単語登録しているので手打ちしますし、AIも使用したりもしているので、一言モードにしておけば必要なところだけ音声入力できて助かります。
Googleドキュメントで使用する場合、マイクをしばらく使わないと、すぐ接続が切れて、次に使うときにマウスを使わないといけなっかったのが、Sokki Voiceでは繋いでおく時間を設定できるので、作業がとまることなくできて、非常に使いやすいです。
もちろん購入しました。ありがたいです、愛用させていただきます。
※定期的にバージョンアップをされているので、作者さんのホームページを定期的に確認してください。