データの同期クラウド、SugarSyncの無料版が終了になったので、いろいろ検討してみた

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どんなデータもそうだと思いますが、現在作業中のデータが何かの拍子になくなってしまったら呆然としてしまいますよね。

仕事ならなおさらなので、クラウドに同期して作業をしています。

SugarSyncの無料版提供終了→やめる

クラウドサービスの中でSugarSync(シュガーシンク)の無料版を日本版ができたときから愛用していたのですが、先日SugarSyncの無料版が終了することを知りました。

SugarSync、無償アカウントの提供終了を発表(窓の社ニュース)

クラウドストレージのSugarSync、フリーミアムを捨て有料アカウントモデルへ(TechCrunch Japan)

私の場合、終わってしまった仕事に関しては鍵をかけてパソコン内部と外づけハードに保存し、現在進行中の仕事のバックアップ代わりに使用していたので無料版の5ギガで十分だったのですが、有料版は最低でも60Gです。ちょっと大きいですね。

ただ、SugarSyncは過去にさかのぼってのバックアップファイルを2個保存してくれているため、作業中にクラッシュしてしまったり間違って上書きしてしまったりしたときに過去分のデータを引っ張り出せ、うっかり屋の私は年に2回ほどはお世話になっていたため有料版に乗り換えをようかなと思いました。

しかし、どうもニュースのニュアンスから終了の前触れのような危うさを感じます。
そこで、うわさをいろいろ調べてみると、同じように感じている人が多いことがわかりました。

有料版に乗り換えたのにサービスを終了されたら、かなりつらい!

バックアップファイルについては、よく使用するWord、Excel、テキストソフトの秀丸それぞれに作成できる方法があるので、同様のサービスをしているところに乗り換えることに決定しました。

同様のサービスを探す

Dropboxは既にiPadminiとカメラアップロードで使用したり、iPadminiで録音した場合の音声データ保存に使用しているので、一緒に使用するのはどうかなと思い今回の検討では外しました。

①GoogleDriveの検討→やめる

一番初めに候補に挙がったのはGoogleDrive

無料で15Gの容量があるようですし、ソフトをダウンロードすればフォルダができ、そこにファイルを保存すれば同期できるようで、ほぼSugarSyncと同様の使い方ができます。

しかし検索をかけているときに気になることをちらほら見かけました。

規約の中身に
「アップロードしたデータは使用、保存、覆製、変更、派生物の作成、送信、出版などを行うための全世界的なライセンスをGoogleに付与することになる」
「このライセンスはユーザーが本サービスの利用を停止しても継続」
と書かれているとのこと。

Googleの利用規約を実際に見てみると、「本サービス内のユーザーのコンテンツ」のところに確かに書いてあります。

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多分、Googleはさまざまなコンテンツを全世界で展開しているサービスですから、それを進めるために必要な規約なのだとは思いますが、守秘義務の強い音声起こしの仕事で万が一のことがあったら一発で失業してしまうので使用するのはやめました(T_T)

でもこれ、Google全般の利用規約なんですよね。
ということはGメールにも適用されるわけですよね……(((;゚Д゚)))……考えんとこ。

②SkyDriveの検討→使用決定

次にマイクロソフトから出ているサービスのSkyDriveを検討しました。
無料は7Gの容量で、使用の仕方はGoogleDriveと同じくソフトをインストールして、できたフォルダにデータを保存すれば同期してくれます。

こちらも念のため、Microsoftの規約を見てみますと、「3.コンテンツ」の「3.2.コンテンツにはだれがアクセスできますか」のところに

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「自分のコンテンツに他のユーザーがアクセスできる共有領域でコンテンツを共有した場合、コンテンツを無償で使用、保存、複写、頒布、表示、および転送することを承認するものとします」
「お客様が他のユーザーにこのような機能を付与しない場合は本サービスを使用してお客様のコンテンツを共有しないでください。」
といったようなことを書かれています。

こちらもサービスをする際に必要な利用規約と思われますが、もしほかの方に資料や音声を送る場合もSkyDriveを使用しないようにさえすれば自分のコンテンツとして保護されると読めますので、こちらを使用することにしました。

しかし規約、細かいし難しい!
いろんなソフトを使っていても、あまり規約をきちんと読んでいないんですが、今回は考えさせられました。

どんどん便利になって、いろいろなサービスが乱立していますが、あまり慎重になっても時代に乗り遅れるし、無防備に使用したら怖いこともたくさんありますし、難しいですね。

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