右片麻痺のmoorです。
病気前、音声起こしという仕事を家業としていました。
しかし、片手しか動かなくなって、タイピングもゆっくりだし、よく間違うし、もうできないだろうと諦めて、廃業届けを出して主人の扶養家族にしてもらい、店じまいするつもりでした。
しかし、急がないからと声をかけてくださる方がいて、やってみたら何とかできたので、少しずつですが仕事をお請けさせていただいてます。
復帰するときに、今まで使っていたソフトの設定や、やり方を忘れていて難儀したこともあり、私なりのやり方を、記録しておこうと思います。
自動音声認識
私の仕事は音声を文字化することで、先日、音声入力のソフトを使ってリスピークすることについて書きました。
ですが、クライアントさんから音声をいただくので、既に音が手元にあるわけです。
それをパソコン等で流してGoogle音声入力等でそのまま聞き取ってくれれば、打つ必要はないわけですが、話者が変わる、ノイズがあるなどの問題から、なかなか聞き取ってもらえる音声というのは、そうそうありません。
しかし最近、AIがどんどん進化して、音声認識を通じてテキストを抽出してくれるサービスが、どんどん出てきました。
守秘義務が厳密でないもののときに、無料・有料のもの含めて、いろいろ試してみていますが、その中で無料で、まあまあ使えたものを。
Vrew
動画編集のためのソフトですが、動作も早く、音が悪くなければ、そこそこ使えるかなと思います。
使い方
ダウンロードしたら開いて新規で作成をクリック
手元の音声ファイルもしくは動画ファイルを読み込みます。
日本語を選んで確認を押すと自動で作業が始まります。
終了すると文章が表示されます。(1時間ファイルでも5分くらいでできます)
一番上の「ファイル」画面に切り替え、「他の形式でエクスポート」から「テキストファイル」を選びます。
エクスポートする画面に切り替わるので、エクスポートのボタンを押せば、txtファイルを書き出してくれます。
これでtxtファイルを取り出せましたので、Vrewでの作業は終わり。
閉じるときには保存せずに終了します。
あとは自分のパソコンで修正、話者の聞き分け等の作業します。
韓国のソフトなので、日本語が正確でないところも多いですが、今までの音声入力より、遥かに聞き取ってくれています。
Adobe Premiere Pro
動画編集のためのソフトでアドビのAdobe Premiere Proも同じような使い方ができ、更に性能が良いようですが、有料で買い取り不可のサブスク型なので、なかなか手を出せません(T_T)