音声起こし(テープ起こし)を仕事にしています。
今はICレコーダーやスマートフォン等、音声ファイルをつくることができる機械がたくさんありますので、ほぼ音声ファイルで仕事は来ます。
音声ファイルにも、いろいろな拡張子(MP3・wav・wma・m4a等々)があったりしますが、それは以前に、こちらに書いたソフトで、ほぼ変換できているので、かなり楽になりました。
音声ファイルにするために接続をして「ダビング」する際に必要なケーブルについて
しかし、ICレコーダーの初期のものや安価なものの中にはUSB接続機能がないもの(もちろんWi-Fi機能もない)もあり、それより以前のカセットテープやマイクロカセットテープ、ビデオテープ、MD等々は、音声ファイルにする作業が必要になります。
お客様で詳しい方なら自分で音声ファイルにしていただけるのですが、古い機材をずっと使っている方は大体機械があまりわからないという方が多いです。
付属のケーブルがある場合は、本体と一緒にケーブルもお送りいただき作業できるのですが、それすらないときには、こちらでプラグケーブルを用意し、イヤホンジャックから接続して、パソコンやICレコーダーで録音するという、いわゆる「ダビング作業」が必要になってきます。
このときのケーブルのプラグですが、大体は「ミニプラグ(正式にはフォーンプラグ)」と呼ばれる直径3.5mmのものが多いです。
プラグの種類には、そのほかに音楽機材等に多い直径6.3mmの「標準プラグ」、直径2.5mmの「マイクロプラグ」と呼ばれるものの3種類があります。
そのため、ミニプラグケーブルを用意しておき、あとはプラグの先の細さを変えられる「変換プラグ」を用意しておけば、大体のものはダビングできるということになります。
「標準→ミニ変換プラグ」と、「ミニ→標準変換プラグ」は既に持っていたのですが、少し前、初めてマイクロプラグしか端子のないマイクロカセットの依頼が来たので、「ミニ→マイクロ変換プラグ」を購入することにしました。
普通の電気屋さんでは、まずないと思うので、昔なら日本橋のパーツ屋さんに行って探さないといけないでしょうが、今は通販という便利なものがあります。
検索すれば、大体見つかるし、比較や購入者の感想等も見れるので本当に助かります。
アマゾン経由の、かわいい名前のパーツ屋さんで、送料も無料で取り寄せすることができました♪
プラグの先にある黒い線の本数について
無事ダビングもできたので、ふと、いろいろなプラグを並べてみると、プラグの先に黒い線があることに気づきました。
確か1本はモノラル、2本はステレオと、うろ覚えしていたのですが、3本のものもあります。
そこで、今後のために、どう違うのか、もう一度調べてみました。
参考サイト
AUXとは?AUX端子用ミニプラグには12種類以上もの規格があった
イヤホンの挿すプラグの部分にある黒い線の数がものによって… – Yahoo!知恵袋
これらのサイトを見てみると、線が1本のものはモノラル、2本のものはステレオ、3本、4本になってくると規格がさまざまで各機種に特化しているため、ほかの機種では使用できない、と覚えていて良さそうです。
私の持っている3本のプラグはiPad・iPhoneに外部音源をつないで録音するために買ったコードなので、iPad・iPhoneに特化したものだということがわかりました。
ほかにもSONY、Panasonic等々に特化したコードもあるようなので、付属のコードでプラグに3本以上の線がある場合は、ほかの機種に使わないほうが良さそうです。