右片麻痺のmoorです。
もともと何かものを作ったりするのが大好きでした。使っていたヘッドフォンの耳のところがボロボロになってきたので、初めて左手で裁縫にチャレンジしてみました。
病気になる前と違って、いろいろ工夫が必要でした。
初めてで失敗するかもしれないので、百均で買ってきたガーゼ生地をヘッドフォン耳のところの大きさ+3センチ位の丸に切ります。
ハサミ
左手だとハサミがうまく使えなくて苦労します。今まで使っていた布切ハサミだと、どうしても切れず困っていたら、釣りをする主人がこのハサミをくれました。(ありがとう~!)
釣りでPEラインというポリ製の糸もすぱっと切れるように細かい波刃(セレーション)が付いているんだそうです。
今までの苦労は何だと思うくらい布がスパッと切れました。感激!! 2000円前後からあるらしいので、もし困っている方がいらっしゃったら試してみてください。(ピンキングはさみという裁縫で使うものもセレーション(波刃)の一種らしいですが、それとは別物です)
百均の髪ゴムを挟んで周りを縢(かが)る為に、まち針を打ちます。ゴムが抜けたりしたら困るので同じく百均で買ったカーテンレール用の鉄でできたクリップを端に挟みました。たまたま作業してたパソコンのマウスに磁石がついていたのでクリップがくっついて、縫うときに片手で糸が引っ張れて便利でした。
私は昔から和裁用のまち針が好きで使ってます。
針や、まち針は間違って紛失してしまうと、人に刺さったり、最悪は皮膚の中に入り込んでしまうこともある、とても危険なものですので、安全に使うためにも、紛失を防ぐためにもピンクッションがあると便利です。
私は自分で作った物を愛用しています。
糸通し
次に困るのが針に糸を通すこと。
こちらは上の穴に針を下にして入れ、糸をセットしてレバーを押すと、ちゃんと糸が通ってくれます。もう老眼なので前から使っていました。
こんな感じで糸が通ります。
そうして、病気以前に自分で趣味で作ったサイト「お裁縫ネット」の「糸の結び方 縫い初めの玉結び」を見ながら玉結びを練習して。
あとは「たてまつり」で縫います。なかなか思ったところに針が刺さらなくて悪戦苦闘(汗)
ガタガタですが何とか縫いました。
最後少し残して、中に入れたゴムを引っ張り、ヘッドフォンにハマるような長さにして結んでしまい、余ったゴムは切ってしまいます。その後、最後少し残した部分も縢(かが)ってしまいます。
これを2つ作って被せれば、できあがり。
まぁ、初めてなんで粗は見ないことにします(汗)
これで、またしばらくは使えると思います。ガーゼで耳に当っても気持ちよく、汚れればまた作ればいいので気に入ってます。
縫い目はひどいし、縫うのに1週間以上かかりましが、左手で何とかできたので、次はミシンにもチャレンジしてみたいと思います。